飛行機

こんにちは、井原です。
大宮女史がハートに風邪をひきましたので(顔色も悪い)、
私が昨日に続きまして、ピンチヒッターにて担当いたします。


昨日は、父の趣味をお話しましたが
大人になり、やっと父の事を話せるようになりました。
若かりし頃は、よく父と大喧嘩してました。
ちょっとしたことで、いつも大モメになり
二人とも声がでっかいので、ご近所中に響きわたってました。


子供の頃は、絶対に、私の両親はエイリアンだと思ってました。
いや、私以外の全員がエイリアンだと思ってました。
(って事は、私がエイリアンになるんですよね〜)
私の部屋は2階にあったので、階段にセンサーがついてて
私が1階に下りるときに人間に変身するんだと思い
そーっと階段下りていきなり居間のドア開けてみたり、何段飛ばしかで階段下りて階段から落ちたり・・・
相当私は変わり者でした(です?)。


さて、そんな子供の頃のお話です。
父は本当に器用で(その血は妹に受け継がれました)、
いろんな物を作っては近所の子供と遊んでました(!!)。
今でも作ってほしいな〜って思うのは、プロペラ付の飛行機です。
バルサ材」で骨組みが作成されていて、「パラフィン」でボディや羽が出来ていて、
ゴムを何束も併せてプロペラの動力にするタイプの物です。
そのプロペラを「ぐるぐる」と手で回してから飛ばします。
けっこう高く飛び、更にかっこ良いデザインでした。


残念ながら、当時の私は「お手製飛行機」よりも「りかちゃん人形」が好きでした。
父は私の散歩ついでにと、その飛行機を持って意気揚々と近所の公園に行き
私よりも嬉しそうに、近所の男の子と一緒に遊んでいました。
「欲しそ〜」に見ている男の子に「おじさんが作ったんだぞっ」とひとつ自慢してからプレゼントしてました。


あぁ、私が女の子でなかったらね・・・


でも、今は孫がいますから。男の子です!
それはもう!! 一生懸命何か作ってはプレゼントしてます。
「竹とんぼ」とか「紙飛行機」とか。
近頃の子供はそんなのでは喜びませんよ、おとうさん・・・
でも、めげずに今日も作ってるんでしょうね。