立場逆転、どっちがどっち?!

大宮でっす。
おもしろネタが続きましたので、腹筋もかなり鍛えられたのでは?!(笑
私はかなり鈍った腹筋が、プルプルとダンスをする程、鍛えられました。
自分たちで言うのもなんですが、Aiprahの日記って面白くて、電車の中は
本当に危険です。携帯からチェックをしていて、笑いをこらえるのに必死。
そして、藁谷女史の手描きマンガは”早く大きな画面で見たい!!”と
最寄りの駅から事務所まで、思わず小走りしてしまいました。


さてさて、本日は腹筋は特に使うことはないと思いますのでご安心を。



我が家のデブねこさんは、性格はねこっぽくなくて、どちらかというと
いぬっぽいです。私は生まれた頃からずっとねこがいる環境に育ったのですが、
こういうタイプのねこは初めてです。今までのネコは、世間一般で認識されている
ネコタイプ。そしてねこに対する感情も一昔前の感覚・・・動物を飼っているという感じでした。
しかし、このデブねこさんは、一緒に生活を共にしている感じがします。



まず、わんちゃんのように飼い主にいつまでも、家の中のどこまでもくっついてきます。
「わぁ、めずらしいなぁ。全然マイペースじゃない・・・」と不思議な感覚に。
しかし、あまりにしつこくまとわりつくので、朝はとても困ります。
なぜなら、黒いパンツをはいた日は、ハッ!と気づくと膝から下が毛だらけなんです。



次に、家の中でケンカが始まると(といっても取っ組み合いなどはしていませんよ)、
どちらに行ったらいいのか、本気で迷っている様子が伺える・・・なんか面白い。
家の中を行ったり来たり、寝ている場合ではなさそうな様子。



そして、最後に・・・・・ねこなのに!
お手、おかわり、をする・・・これには本気で感動しました(・・がオチがあります。)



あまりにも人なつこいので、私の言うことを聞いたりするのかな〜?と
おもしろ半分に、まだ我が家に来て1年目か2年目の頃(現在6年目)、
大好物の”カリカリ”を目の前にして実験。



「お手、と言ったらこっちの手だよ」
「おかわり、と言ったらこっちの手だよ」
「最後にまたお手、と言ったらこっちの手だからね!」



と、端から見ると、本当におバカな光景だったらしいのですが、
右と左の前足を触りながら試してみたところ、なんと、どうしても
大好きなカリカリを食べたかったようで、本当にやるようになったのです。
もうびっくりしました。
それからというもの、私は少しいい気になって、別のことを教えることにしました。
いつも大好きなカリカリが入っている棚があります。



カリカリを食べたいときは、そこに行って、扉をあける仕草をしてみてごらん」
と言いながら、まずは私がお手本を・・・そうしたら、また出来るようになりました。
うちの子は賢い!いや、ちぃと違う食べ物の力って偉大!いやいや飼い主に似て食に欲深いのか?!



が、しかし・・・。現在では私の方が、彼女に調教されているみたいで、立場逆転(汗



私が家に帰ってくるなり、後ろをチラチラ振り向きながら、しっぽを優雅に右へ左へ振り、
そのカリカリの扉の前に案内されます。そして、自分から扉をあける仕草をし、
私にその扉を開けさせます。当然私は自分が教え込んだことなので、先にやられて
しまったら、無視するわけにも行かず、「はいはい、ここですね」と扉をOPEN。

そして、お皿の置いてある場所まで再び優雅に前進。その前に来たら、ちょこんと座って、
自分から前足を「ハイハイ、お手お手ぇ、ハイハイおかわりもぉー、ほら、さっさとカリカリ頂戴よっ」
といわんばかりな態度をします。



私としては、とっておきの時に、たまに見れれば感動できたのですが、
こう、毎日のように、やっつけ仕事のように、私を給食のおばちゃんのように扱う彼女を
時には、意味もなく愛おしく、時には無性に虚しく、時には腹立たしく感じるこの頃です。


そして彼女は今、自分より明らかに小さい箱の中が気になるようで、無理矢理入り
小さい箱は形状を保てず、いびつな形に変形し、当の本人はご満悦のご様子であります・・。