「気」の強さ

藁谷です。
昨日の鈴木女史の日記をみて、ぞぞぞ〜っとしております。
今までも色々と話を聞いておりますが、デンジャラスな経験が多そうで...。



それに比べて私のデンジャラスな経験と言えば...。
3歳のとき。お父さんとお風呂に入っていて、おもちゃで遊んでました。
湯船から出て、おもちゃを手に持っていないことに気がつき
それを取ろうと湯船に手を伸ばしたところで足が滑った!


そのまま頭から ドボ〜ン!
普段、おしゃべりでうるさい私が静かなのを不審に思ったお父さん。
振り返ってみると、マンガのように湯船から両足をバタバタさせている
娘の足が見えるではありませんか!!(だったらしい...)


慌てて両足を持ち上げて逆さ吊りにされて助けられた私。
びゃーびゃー泣き叫んで、無事生還!!


自分としてはその時、初めて水の中で目を開けることができたので
以後、プールの練習には困ることがなく、水に顔がつけられない
情けない(失礼!)やつらを横目で冷ややかに見ておりました。


私にもお兄ちゃんがいます。(兄と言いなさい!兄と)
兄は大学生のとき「拳法」を習いに行っていました。

ある日、苦痛な顔をしながら兄が帰宅しました。
あんなに大食いな兄が(身長185cm・体重...内緒)めずらしく食欲がないと
しかも「痛い、痛い!」とのたうち回っているではありませんか!


その理由は、受身の練習中に相手の「気」が体に入ってしまったと言うのです。
心配で部屋に様子を見に行ったとき、腫れているところをさすってほしい
と言われ、恐る恐る背中の腫れている部分をさすりました。


すると!


その腫れは背中をあっちゃこっちゃ移動するのです!!
兄曰く「入った気は気で抜かないとだめなんだ。
気合いを入れてさすって!」と言われましたが
もうびっくりと恐怖でおののきましたよ〜〜。


そこで、当時一番家の中で気が強い(気性が激しい?)
母に選手交代し、一晩さすって何とか気を抜き
腫れが収まり一命を取り留めた兄でした。


母の愛情で助かったものの「やっぱり気が強い人は違うね〜」
と言われてもあまり嬉しくない発言をした兄は
一発頭をポカンとやられてました。
その後、脳に「気」が入らなくて良かったです。


そんな母に、「あなたは小さい頃から一番気が強かった」
と今でも言われています。
言っても聞かない。頑固者。だそうな。
そんな私には数々の武勇伝があります。


その話はまたいつか...。
(できればイメージダウンになるので
これ以上本性を出さないように注意、注意!)