野菜ソムリエの道

大宮です。
鹿児島の主人の実家から、お米、野菜、味噌。とすべて自家製のものが到着いたします。
お米と味噌はなんとかなるとしても、父と母は旬の野菜を丹念に育て
私たち家庭の食卓を賑わせてくれています。・・・がしかしです。
レパートリーの乏しい私は、時折野菜をダメにしていました。野菜室でミイラ化している時も・・。
ずーっとずーっとそれが心のどこかに引っかかっていて、なんとかいただく野菜を
上手に食べられないかなぁ。楽しんで食べれないかなぁ。なんて思っていた矢先、
主人が「気になるセミナーがある」と言って、日本ベジタブル&フルーツ協会の
開催している野菜果物のソムリエセミナーを教えてくれました。



まずは無料説明会だ。と二人で説明会を聞きに行ったら、なんとなんと楽しそうな
講習会ではないですか!もう直感で、受けたい!と思ってしまった私と主人は
さっそく受講申込をしました。そこまでは二人仲良く・・・と言う感じでしたが、
主人は短期集中型。私はクラスメートを作り、出会いを楽しみ野菜と果物を学ぶのんびり型。
タイプの違う我々は当然別行動となり、それぞれの環境で野菜と果物について
まずは自分が楽しむ「ジュニアマイスター」を目指し勉強しました。
会話も野菜や果物の話題が増え、スーパーにただ足を運ぶのではなく、見る視点も変わりました。

講習会では、クラスメートと野菜辞典や成分表でビタミンを調べたり、糖度計で果物や野菜を計測したり、
少しだけ詳しく、スーパーに並ぶ野菜や果物、いただく野菜に感心を持ち、レシピを考え料理したり、
生産してくれる方々に感謝の気持ちを改めてもつ心が芽生えました。
20代から50代の幅広い年齢層や、八百屋さん、お米屋さん、経営コンサルティング・・・などなど
職種も幅広いクラスメートと毎週会うのがもう1つの楽しみにもなりました。
同じ目標を目指す・・・。これって今のAiprahメンバーと同じだなぁなんて思いもしました。



父や母は趣味だから。と謙虚に言ってますが、美味しい無農薬野菜には虫も好んで寄ってきます。
その虫たちとの闘いを経て、鹿児島直行便で到着する野菜が宝物のように思え、
ハウス栽培ではなく、土に根を張り出来た旬の野菜を感謝の気持ちでいただいています。
当たり前のように、いつでもどこでも陳列されている現在の野菜ですが、
講習会で得たことは、やはり『旬』のものは、栄養価が違うということも知りました。


フルーツを好んで食べない私でしたが、この講習会を通じてだいぶ果物が好きになりました。
そして、野菜はハウス栽培でも季節と産地を意識しながら買うことも覚えました。
桜前線のように南からではありませんが、その季節によって美味しい野菜の産地も変わります。
京野菜が京都では作られていないことも知りました。びっくり。


そして、ジュニアマイスターの資格を無事合格できましたが、まだまだ先は長く、今度は
マイスターコース、そしてシニアマイスターと続きます。
Aiprahのみんなにも元気で健康でいてもらわなくてはなりませんから、
タイミングが合えば、上を目指しもっと専門知識を得たいと考えています。そして、おいしい野菜や果物を
いつ食べるといいとか、疲れやすいならどんな野菜がいいのか。などなど、
メンバーの健康管理もできるような、そんな役に回れたら最高だなと感じています。