怒るということは・・・

鈴木です。

私事ですが・・・
最近とても落ち込むことがありました。
というよりも・・・「怒り」を感じる出来事が！！
信頼していた人に裏切られたといいますか。騙されていたというか。とても寂しいものですね。
以前から感じていた不信感を相手に伝えて話し合いをして理解し合おうと思っていました。仕事が少し立て込んでいたので落ち着いてからゆっくりと話しを聞こうと思っていた矢先に偶然が重なり事実が発覚!!!!!!
今まで築いてきた関係が一瞬で無くなったということです。
それまでの時間さえも無駄に思えてきたくらいに・・・。ダブルパンチをもらいかなり痛かったです〜
初めての出来事で免疫がなかったこともありますし、一生涯お付き合いができると思っていたので・・・。
今まで私は人間関係に恵まれていたのでしょう！それを思うと回りの方々に本当に感謝です。
「一度無くした信用を取り戻すのは大変なこと」とは言いますが・・・。
信用は取り戻せないということを身を持って感じた出来事でした。
これは、人間関係だけではなく仕事でも言えることですね。改めて1つ1つを真剣に大事に誠意を持って関係作りをしていかないと！と実感しました。
暫くは落ち込みと「怒り」を抱えて辛い日々でしたが、これも良い勉強と今は前向きに考えられるようになりました♪その方とはもうお会いすることも、お話しする機会もないとは思いますが、人生の良い勉強になったことは感謝ですね〜（笑）

さて、今回のテーマはその「怒り」について。
怒りには何種類かあります。「攻撃の怒り」「相手を攻める怒り」「不満や苦しみの怒り」。
怒りはとても苦しみを伴うものだと思います。できることなら避けたいものですが、日々の生活の中で怒りを少なくとも感じないことはできませんよね。

基本的に怒りというものは体や心が攻撃をされた際に自身を守るための「根源的怒り」と感情の中には寂しさ、悲しさ、不安が隠れている場合の「二次的怒り」があります。
根源的怒りは必要な怒りですが、二次的怒りには、「〜してくれない」という心理的なメッセージが隠れています。

「理解してくれない」
「愛してくれない」
「助けてくれない」等。

例えば、子供に対していつも怒ってしまうと悩んでいる親御さんは少なくないのでしょうか？「私（親）の気持ちが分かってくれない」という怒りの感情の下にある悲しさや寂しさが隠れているのでしょう。そして多くの人は悲しみ、寂しさを感じたくないので怒りに代えてしまいます。防衛本能が働くのでしょうね。それは、本当の感情に蓋をしてしまうことになります。また、その怒りを抑えようとすればするほど抑圧がかかりさらにエスカレートし、爆発する時には巨大化してしまい、感情のコントロールが利かなくなってしまいます。

また、怒りを感じることで自分自身を責めてしまい自分自身を傷つけてしまうこともあります。思い返してみて下さい、怒って誰かに感情をぶつけた後に後悔した覚えはありませんか？
これは、自分が怒りを感じた途端に、怒ってしまった自分を責めてしまいます。そして、その怒りを感じさせた誰かや何かに、さらなる怒りを持つことになる訳です。

では、その怒りという感情を無くすことはできませんが、軽減することは可能です。ほんの少しですが、このコツを覚えておくと楽になるかもしれません。

「何故自分がこんなに怒ってしまうのだろうか？」と怒りの裏に隠れている自分自身の感情と向き合ってみてみます。「何でこんなに腹が立つのだろう・・・」と怒りの正体を確かめます。
何かに怒りを感じた際には一度考えてみて下さい「本当は自分の中にどんな気持ちが隠れているのか・・・相手に本当は何を伝えたいのか・・・」
この怒りと上手にお付き合いすることで多少は楽になります。

他にもまだ勉強中ですが、「神経言語プログラミング」のポジション・チェンジという相手の立場に立って物事を考えさせるカウンセリング方法があります。
これは、長くなるのでまた次回に！

今回、私もセルフカウンセリングしてみました。
そして、私は「どうして私の思いが伝わらなかったのだろう」という悲しみから発生した怒りと思い返してみれば、何度か（小さなことですが）嘘や隠し事があったのにそれを見ないように信じようと思っていた自分に「何故、もっと早く気づかなかったのだろう」という自分に呆れた怒りということがわかりました。

ここで、先ずは本質的な怒りの感情を把握し、次に気持ちの切り替えをしました。

「どうして私の思いが伝わらなかったのだろう」
　　　　　　　　　　↓
人を他人が変えることはでないし、過ぎたことを後悔しても始まらない！
なので、これは仕方なかった事！

「何故、もっと早く気づかなかったのだろう」
　　　　　　　　　　↓
これからは、人を見る目を養おう！でも・・・人を信じることは大事な事！
色々な人が世の中にはいるし、仕方なかった事！これからは注意しよう！

こんな風に気持ちを切り替えて自分にOKを出す（許可をする）ことで、気持ちが楽になります。

是非！！一度悩んだ際にはお試し下さいませ♪

今回は自分から発生した怒りについてでしたが、相手が怒っている時の対処方法を機会があればブログネタにしたいと思います〜

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